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中井PA(下り)で車中泊をして、目を覚ましたのは翌朝9時頃だった。
今日で旅行は5日目、サブバッテリーの充電は走行充電とソーラー充電のみ、残量が気になり確認する。
残り40%、少々不安だが旅は残すところあと2日、ギリギリいけそうだ。
次の目的地は『富士山』。
富士山と聞いて最初に思い浮かぶものなんだろうか、登山、キャンプ、富士五湖、千円札、銭湯などだろう。
だが、ヨシタカが最初に思い浮かんだのは『焼きそば』だった。
というわけで、『富士宮やきそば』を食べに行くことにした。
霧
富士宮市へ向かう途中、濃霧が出ていた。
富士山はおろか周りの景色は何も見えず、低速で走行する。
この日は富士山を見ることができないかもしれない、と落ち込む。
駐車場
富士宮市へ到着。商店街の酒屋が臨時の駐車場(30分100円)になっていたので、そこにクレボンを停める。
時間制の駐車場なのに、なぜか前払いになる。戻ってくる予想時間を1時間と伝え、200円を支払う。
お宮横丁
静岡県のご当地グルメが一ヶ所に集まる『お宮横丁』。その中に富士宮やきそばの屋台が連なっている。
お宮横丁の中は沢山の人で賑わっていた。
富士山餃子…美味しそうだ。
富士宮やきそば
初めての富士宮やきそば、今回は2店舗を食べ比べてみようと思う。
富士宮やきそば学会
ここでは『塩やきそばとソースやきそばのハーフ』を注文。
ふりかけてあるイワシの削り粉が特徴的な味をだしている。また、麺が普通の麺とは違い平たい麺でコシがある。
どちらも美味しかったが、ソースの方が好みかな。
すぎ本
こちらのお店が横丁の中で、1番人が集まっていたと思う。
そのため、最初のお店は注文して5分ほどで出来たが、こちらは注文して20分近く待ってようやく出来上がった。
味の方は…。っ、めちゃくちゃ美味しい。
味の好みは人それぞれだろうが、最初のお店とは味が全然違い、こちらの方が好みの味だった。
ぷくいち
こってりした物を食べたあとは、あっさりしたジェラートがいいだろう。
濃厚ミルクのジェラートをいただく。
富士山本宮浅間大社
お宮横丁のすぐ近くに神社を発見。
神社の名前からして富士山に関係のある神社だろうと思い、これから富士山に行くので参拝していこうと立ち寄る。
後から知ったのだが、この浅間大社は富士山信仰を祀られた1300余りの浅間神社の総本宮だったのだ。
関係どころの話ではなかったようだ。
楼門
立派な造りの楼門。慶長9年(1604年)に、拝殿、舞殿、本殿とともに徳川家康によって造作されたそうだ。
絵馬
大きな絵馬に『一陽来復』と書いてある。
意味は冬が去り春が来ること。もう春だな…いや、夏かな。
鳩
大社の中を歩いていると数羽の鳩がいた。この時期の鳩は、雄の鳩が雌の鳩を追いかけ回している。
そんな時、散歩をしている人が餌をバラまくと、夢中で追いかけ回していた鳩も餌に群がる。
そして、また雌の鳩を追いかける。やっぱり春だなと感じた。
拝殿
拝殿で参拝をする。参拝をする時は、必ず住所を伝えるようにしている。
おみくじ
参拝のあとは恒例のおみくじだ。
妻もヨシタカも『末吉』だった。
末吉は末広がりの意味があるので、これから運気がだんだん良くなっていく上向きの運勢だ。
これ以上運勢が良くなるということは、購入した宝くじが当たってるのかもしれない。
枠玉池
池の水はすべて富士山の伏流水になり、名水として知られる。特別天然記念物になるそうだ。
水が透き通るように透明で美しい。鴨が嬉しそうだ。
たくさんの水汲み場。飲用する場合は煮沸するように、と書いてある。
川には大きなニジマスが泳いでいた。透明度が高いので丸見えだ。
ぬかるみ
枠玉池を見たあと、砂利道を通って帰る。
雨でぬかるんだ砂利道に、誰かが誤ってはまった靴跡がくっきりと残っていた。
妻に気を付けてと伝えようとした矢先、
お約束のようにぬかるむ妻。
大社の隣にある公園で水道を借りて汚れを落とすが、中までびしょ濡れだった。
汚れた靴は諦めて、新しい靴を買うことにした。
続く…。
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